錦織圭が藤井貴信(テニス)に3戦全敗して勝てなかった理由とwikiプロフ

2019年7月14日TBSで放送の「消えた天才」で、あの錦織圭選手がジュニア時代に3回対戦して
一度も勝てなかった天才
として、藤井貴信さんが登場しました。

当時二人を見ていたコーチは「その才能は錦織と肩を並べていた」と評しています。

現在の藤井さんはプロ選手ではありませんので、その名前を知っているのは
テニス関係者のみでしょう。

この記事では、藤井孝信さんのWiki的プロフィールや現在の仕事
又、何故、若干20歳でプロテニス選手への道を諦めてしまったのか?等の情報をまとめてみました。

TOP画像出典:http://hassy.a.la9.jp/




スポンサードリンク

藤井貴信さんのWiki的プロフィール

本名 : 藤井貴信(ふじい たかのぶ)
生年月日 : 1987年
年齢 : 32歳(2019年現在)
出身 : 兵庫県
高校 :  通信制
大学 : 大阪学院大学
仕事や活動:明貨トラック(建設機械運送)でトラックの運行管理や建設器機の運転をしている。
テニスは、アマチュアの大会に参加するなどで継続している。

錦織選手にも3回勝ったプレースタイルとテニス界の経歴

ジュニアの頃の藤井選手は、小学校時代に初めて対戦してから
錦織圭選手にも3戦3勝して、世界ジュニアランク日本人トップでした。

錦織選手との対戦は藤井さんが小学校6年生の時ですが、錦織選手は4年生でした。
つまり、この二人は2歳の年齢差があったのですね。
才能では肩を並べていても、ジュニアの時代の2学年差はかなり大きかったのも
連戦連勝した要因
のひとつかもしれません。

ジュニア時代の藤井さんは、通信制高校に通いテニスに全てをかけて、世界を目指していました。

テレビで紹介されるのは、「消えた天才」が初めてでなく、
2018年5月12日テレビ朝日放送の「松岡修造のテニス合宿20周年スペシャル」
でも紹介されていました。

松岡修造氏のテニス合宿にも参加していたジュニア時代の藤井さんでしたが、
難しいボールを諦めてしまうクセやすぐにカッとなってしまうメンタル面や
合宿での生活態度の悪さを指摘され、
それを改善してから更に上手くなったそうです。

中学生で国際的なジュニア大会で優勝し、17歳でウインブルドンジュニア出場を始め、
全米、全豪、全仏と4大大会の全てのジュニア大会に出場
しました。

プレースタイルは、サウスポーから繰り出される強烈なフォアハンドが武器の
ベースラインのラリーが中心の選手だったようです。

そして、2005年に18歳でプロデビューしましたが、
ケガ等でなかなか勝てなくなり、20歳でプロから引退をしました。


2004年第79回全日本選手権大会での練習風景

画像出典:http://hassy.a.la9.jp

テニス界引退の理由は日本人の弱点?

練習のしすぎで、肩と足首を故障して、思う様なショットを打ったり、
思う様な動きが出来なくなった事に加え、

渡米後に外国人選手と対戦する中で、藤井さん曰く
「自分は2、3歩でボールに届くところが、外国人は1歩で届いてしまう」
身体能力差に限界を感じて、
プロデビューから2年目の20歳の若さでプロとしての引退を決意しました。

テニスのシングルスでは、広いコートのボールを一人で追いかけなくてはなりませんので、
手足の長さや身長の高さがボールを捉える時に影響するのは確かです。

藤井選手の身長は168cmです。
ジュニアの時代やプロでも日本人選手の中ではリーチや身長や身体能力の差を
大きく感じなかったのかもしれませんが、フィジカルがより重要視されるプロや、
外国人との対戦が増える中でそのディスアドバンテージを強く感じた様です。

この身体能力の問題は、日本人アスリートに共通する問題なのかもしれません。

日本人トップの錦織圭選手は、身長178cmですので、日本人の平均より高いのですが、
より大型化している世界のテニス界では、小さい選手と言えます。

以前、テニス界のBIG4の一人と言われたアンディー・マリー選手が錦織選手について
質問された時に、「良い選手だが、身長が弱点だ」と発言した事がありました。

BIG4のマリ―選手は190cm、フェデラー選手は185cm、
ジョコビッチ選手は188cm、ナダル選手は185cmです。

トップ選手は185cm以上が当たり前という世界のテニス界の中で、
ショットの強さや技術、ラリーの組み立ての上手さや精神力でその弱点をカバーしているのが
錦織選手ですので、日本人でも努力や工夫で世界のトップレベルに辿りつけますが、
それを克服して世界で戦える日本人アスリートは並大抵ではないのでしょう。

藤井貴信さんの現在の仕事は?お嫁さんも元テニス選手?

藤井さんは現在、明貨トラックという会社でトラックの運行管理や建設機器の運転をされています。
テニスはアマチュアとして続けており、大会等にも参加している様です。

奥さんの絢野さんは、歌手のMAY.Jさんに似ていると評判の美人で、

テニスのジュニアランキング2位になった事もある方です。
お互いジュニアのトップ選手として子供の頃からの知り合いだったのかもしれません。

一男一女の二人の子供さんもいます。

息子さんもテニスを始めているそうですので、すごいご両親のDNAを受け継いで
将来は名プレイヤーになるかもしれません。

まとめ

小学生の頃から日本でもトップレベルの才能を持ち、錦織選手にも連勝していた藤井さんですが、
ケガや外国人との身体能力差を痛感して20歳でプロの道を断念してしまいました。

現在は、社会人として頑張っており、美人の奥さんとテニスを始めた子供さんと
幸せな家庭を築いている様です。

一番大事にしていることは
「子どもたちがチャレンジする道を見つけて自分自身のチャンピオンになれるかどうか」
と話していた様に、子供さん達と一緒にテニスの夢は続いてゆく様です。

又、藤井さんの引退の要因にもなった外国人との身体能力差ですが、
錦織選手に続いて世界で活躍している杉田祐一選手も日本人としては平均的な身長175cmながら
昨年はATPツアーで初優勝を飾るという嬉しいニュースがあった様に、他の日本人テニスプレイヤーの
皆さんも、身体能力を技術やメンタルでカバーしてどんどん世界で活躍して欲しいですね。




スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。